社会への問いを、創業の推進力に – 特定外来生物のジビエ化に挑む青年のお話
伊豆大島には、約17,000頭もの特定外来生物「キョン」が生息しています。中国や台湾を原産とするこの小型のシカの仲間は、1970年の台風被害で動物園から逃げ出したことをきっかけに繁殖し、現在に至ります。
そんな中、『キョンを大島の新たな資源に変えたい』と19歳の青年、河原晴馬さんが挑戦を始めました。キョンのジビエ化という前例のない挑戦になぜ取り組むのか、その想いと背景を伺いました。
大島・産業 2025/03/23
次世代の離島農業のスタンダードを作る。みんなで育てるシェアファーム事業
「農業は重労働で、不安定な仕事」というイメージから、全国的に農業の担い手不足が深刻化しています。大島でも一次産業の担い手は減少しており、平成30年の大島町町勢データによると、農林業に関わる人口は全体の2.2%と厳しい状況にあります。
大島・産業 2024/07/11
同じ悩みを持つ人たちに椿の力を
西沢アレクシスさんはアフリカンアメリカンの父と日本人の母のもとに生まれました。幼少期より地毛のカーリーヘアのスタイリングに悩み苦戦する日々を送っていましたが、ある時、「ありのままの自分でおしゃれがしたい」という思いを抱くようになり、その願いを叶える為、10年以上かけ続けた縮毛矯正をやめて、効果的なヘアケアやスタイリング方法を自身の髪の毛を通じて研究する活動をはじめました。
大島・産業 2023/10/17
中嶋農園が描く「仕事の美学」
植物という予定不調和な相手を日々注意深く見つめながら、探究心と挑戦する心を持ち合わせて、最良のプランを導き出し行動に移していく。農業の世界から美しい仕事を築き上げていくことの大切さ、尊さを伝えてくれる中嶋農園。そこには「仕事の美学」とも言える世界が広がっていました。
大島・産業 2023/07/31
消えゆく島の養鶏業を守るべく、新たな担い手を
今回ご紹介する篠原養鶏さんは1,500羽ほどが飼育できる島内では比較的大きな規模の鶏舎を所有する数少ない養鶏業者さんです。しかしながら、事業主である篠原さんが数年前に体調を崩されて以降、思うように体が動かせないことから経営に支障をきたすようになってしまいました。
大島・産業 2023/05/31