『離島における事業承継や創業について考えるCOMMONS Meeting 島しょ交流会 in 新島』参加者募集！

「東京の島々でのローカルビジネスの解像度をあげるオンラインセミナー『CROSSROAD』」に引き続き、今年は“新島（東京都新島村）”にて東京諸島の事業承継・創業をテーマとしたMeetup及び交流会、事業者視察・ヒアリングなどをセットにした『COMMONS Meeting 島しょ交流会 in 新島』を開催いたします。日程は、2024年11月30日（土）・12月1日（日）の2日間です。

海洋島である東京の島々は、一度も本土が繋がったことがない故に、長い時間を経て独自の自然や文化を醸成してきました。この場所は、世界にも誇るオリジナリティの宝庫です。しかし例に漏れず、東京諸島でも人口減少は待ったなしで進行しています。人口減少に起因して、この島だからこそ生まれてきた文化的な産業の維持も難しくなってきてしまっています。その中では、創業はもちろんのこと、事業を引き継いでいく事業承継の可能性を広げていくことも重要になります。

『COMMONS Meeting』は、離島において事業を引き継ぐ立場、事業を引き渡す立場、お互いが幸せになれる事業のはじめ方について、フィールドワークを通して考えを深める2日間です。東京の島々のローカルメディア『東京都離島区』のスタッフのアテンドのもと、現地で活躍するプレーヤーから中間支援組織までの様々なステークホルダーと連携して地域を探索します。地域での創業や事業承継に興味のある方にとって、地域理解を深め繋がりを創る絶好の機会となっています。ご応募お待ちしております。

主なプログラムについて

地域理解フィールドワーク

今回の舞台となる新島の全体像を捉えるために、羽伏浦や石山展望台など新島の特徴的なスポットを巡ります。地域を舞台に活躍するプレーヤーと共に島のフィールドワークを行うことで、インターネットやパンフレットからは読み取れない地域の特徴をインプットしていきます。また、開放的な大自然の中で共通のフィールドワークを行うことで、これから2日間を一緒に過ごす仲間との相互理解も深めます。

離島での創業・事業承継を学ぶ

離島での事業の実態を、民間事業者や中間支援団体などの地域プレーヤーから学ぶ機会となります。離島だからこその豊かさや苦労といったリアルな内容をヒアリングしていきます。人口減少に伴い島の文化や産業の維持が難しくなっている中でも、”離島だからこそ”の価値を活かし繋げていく方法を、参加者の皆さんと共に考えていきたいと思います。

新島と触れ合う交流会

1日目の夜には、現地で出会った事業者さんや関係団体の方々との交流会を実施いたします。オンラインセミナー『CROSS ROAD』ではセミナー講師を勤めていただいた齋木佑介さんが、事業承継により経営されている『居酒屋サンシャイン』を会場に、島の食材をいただきながら交流や意見交換に花を咲かせます。

現場の声を聞く

2日目は島内の事業者さんを訪問し、視察やヒアリングを行います。実際の現場での様子を見学しながら、想いを持って事業を続ける事業者さんのリアルな声を聴くことで、離島で事業を行う上でのポイントに対する理解を深めていきます。課題は可能性の裏返しとも言えます。参加者の皆さんの視点を活かして、島の事業者さんでは気が付きにくい価値についても質疑応答を通して抽出していきましょう。今年度は、島の伝統食文化であるクサヤ事業者さんへの視察を予定しています。クサヤについての情報は、オンラインセミナーでも講師を務めて下さった一般社団法人OIGIEが運営するローカルメディア『にいじまぐ』にて丁寧且つ興味深い内容としてとりまとめられております。ぜひご覧ください。

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これからも繋がっていくために

一方的に島を巡りお話を聴くだけで終わりにするのではなく、引き続き島と繋がり続けていける関係性をつくること。つまり、島と関わる人流を増やしていくことが本企画の一つの目的でもあります。そこで、参加者の皆さんが得た気づきや発見などを可視化し、最後にそれぞれのアイデアを皆さんとまとめて共有する時間を設けたいと思います。さらに皆さんとまとめあげたアイデアシートを今回お世話になった事業者さんへの置き土産とすることで関わり合うきっかけをつくります。希望者には今回出会ったステークホルダーたちと今後も繋がっていける方法についても検討していきます。